INTERVIEW 03
作り込むための時間を惜しまない環境があるからこそ、他にはないゲームになっている
ゲーム事業部 ʘmʘchim メインプログラマー
入生田 健
※インタビューをした2022年12月時点での
役職、勤務年数となります。
子どもたちがのびのび遊べる環境で
子育てをしたいと長野へ移住
子どもたちが
のびのび遊べる環境で
子育てをしたいと長野へ移住
プロフィールを聞かせてください。
入生田
アソビズムに入社してからずっとプログラマーをしていて、もう20年（2022年12月現在）になるでしょうか。代表の大手と同じ専門学校に通っていて、クラスも一緒だったのがきっかけでアソビズムに入りました。長野に支社ができるタイミングで移住して、仕事と子育てに奮闘しています。東京に住んでいた頃は家族との時間が取れなかったり、都会で子育てをする難しさを感じていたので、子どもたちがのびのび遊べる環境で子育てしたいと思って移住を決めました。
メインプログラマーとして、ʘmʘchimのプロジェクトにはどのように関わっていますか？
入生田
メインという肩書になっていますが、プレイヤーとして色々な範囲をやる人という感じでしょうか。あとはプロジェクトにおける仕事の割り振りをして、得意なものを各々に任せていく役割のほか、みんなができない部分を全部やるのが仕事になります。元々ʘmʘchimがスタートしたタイミングでは、メンバーは自分と大手とハードウェアの外部の方のみで、ハードウェアのプログラムとアプリのプログラムの両方を1人でやっていました。しばらくしてから他のメンバーがジョインして、アプリとしてもっと面白くしていこうとなってからリーダー的ポジションに就いたという感じです。
ʘmʘchimはゲームを作るためのゲームなので、
一つ一つの操作の手触りをいかに良くするかにこだわっている
ʘmʘchimはゲームを作るためのゲーム
なので、一つ一つの操作の手触りを
いかに良くするかにこだわっている
ʘmʘchimはゲームを
作るためのゲームなので、
一つ一つの操作の
手触りをいかに良くするかに
こだわっている
ʘmʘchimはゲーム事業部と共育事業部の共同プロジェクトとなりますが、どのように連携しているのでしょうか？
入生田
共育事業部はものづくりを教えることで得たノウハウを生かして、子ども達が楽しく遊べるゲームのアイデアを提案したり、実際に子ども達にʘmʘchimのプロトタイプを触ってもらって得たフィードバックをゲーム事業部に共有します。また、ゲーム事業部はゲーム作りのプロとして、それらをブラッシュアップしてクオリティを高めながらゲーム開発をしている形ですね。自分はメインプログラマーとして実作業も行いつつ、各所の橋渡し的な役割を担っています。
エンジニアリングの観点から、ʘmʘchimのユニークな点を教えてください。
入生田
アソビズムはゲーム会社として、シミュレーションゲームやアクションゲームを作ってきたわけなんですが、今回のʘmʘchimはどちらかというとゲームを作るためのゲームなので。ツールの側面が強く、一つ一つの操作の手触りをいかに良くするかにこだわり、開発をしています。色々なものを組み合わせていって、マップやロボットを作ったりするアプリなので、作るという動作自体が楽しくなることが重要になります。
「ゲームを作るためのゲーム」というのがʘmʘchimの特徴なんですね。
入生田
他のゲームはキャラクターを操作したり、かっこいいアクションを決めたり、頭を使ってうまく戦略を練ったりというところがメインになります。けれどʘmʘchimは積み木に近いというか。1つ1つの積み重ねの動作が楽しくなるように心がけています。例えばデザインツールでも、線を描いていると気持ち悪いというか、描きづらいものがあったりしますよね。自分の思った通りの線が出るのが1番気持ちいいので、マウス操作が気持ちよく進められることを追求しています。そこが他のゲームとの違いになるのではないでしょうか。
とにかく作り込むことを大事にしていて、
1つ1つの動作を磨いていく為の時間は惜しまない
とにかく作り込むことを
大事にしていて、1つ1つの動作を
磨いていく為の時間は惜しまない
とにかく作り込むことを
大事にしていて、1つ1つの
動作を磨いていく為の
時間は惜しまない
スムーズな動作を実現するために、どのように開発を進めているのでしょうか？
入生田
アソビズムは「こういうゲームにしたい」と掲げた目標が達成できないなら出さない方がいい、という判断になるので、とにかく作り込むことを大事にしています。1つ1つの動作を磨いていく為の時間は惜しまないですね。それが許される環境があるからこそ、ʘmʘchimが他にはないゲームになっているのだと自負しています。
「動作を磨く」という作業について、詳しく教えてください。
入生田
「動作を磨く」というのは、例えばオブジェクトをドラッグしているときに、ちゃんと”掴んでいる”という感触が得られるようにするとか、キャラクターの動作スピードがゆっくりな方が良いのか早い方が良いのかを追求していくということですね。
プログラマーはそのベストな塩梅を突き詰めるための土台を作るのが仕事というか、プランナーが調整しやすいように整えることがメインになります。
それぞれのライフバランスに応じて、
融通を利かせることができる環境
それぞれのライフバランス
に応じて、融通を利かせる
ことができる環境
どのような環境で働いていますか？
入生田
基本的にリモート勤務になりますね。リモートになったおかげで、急な子どもの対応もしやすくなったのでありがたいです。出社しなくなったからこそ、子どものそばにいてあげられるようになりました。コアタイムは9時〜18時が基本ですが、そこに縛られすぎることなく家事が終わってから夜に作業する場合もある感じです。それぞれのライフバランスに応じて、融通を利かせることができる環境だと思います。
社内はどのような雰囲気ですか？
入生田
やるべきことができていればOKという雰囲気はあると思いますね。有給休暇も取りやすいです。自分は東京と長野どちらも経験していますが、東京にいた頃は運営業務をしていたこともあり、深夜までサーバーとにらめっこしていて、家族との時間があまりとれませんでした。長野に移住してからも仕事のクオリティやパフォーマンスは変わらないけれど、家族の時間が増やせるようになったのでリラックスして過ごせています。
自分の長所を理解していて、
アピールできる人が求められている
自分の長所を理解していて、
アピールできる人が
求められている
どんな人材に応募いただきたいですか？
入生田
得意なことがあって、それを任せられる方が理想ですね。自分の長所を理解していて、アピールできる人が求められているように思います。現在のメンバーはゲームやスマホアプリの開発をしてきた人たちがメインなので、PCの業務系のツールを作ってリリースしたことがある、という方も大歓迎ですね。また、ゲーム開発の経験はなくても大丈夫ですがUnityでPC向けに作っているため、Unityを使った経験があればすぐに活かせると思います。
最後に、応募を検討されている方にメッセージをお願いします。
入生田
一緒に働くのであれば、とにかく楽しくやれる人がいいなと思っています。仕事だけじゃなく、趣味の話とかもできるような方が来てくれると嬉しいですね。また、長い目で見て働きやすい会社だと思うので、ご応募お待ちしています。
